8月31日 (土)  富士山 2日目

AM01:30頃起床。準備をして02:00に山頂へ向けて出発。
とても風が強いが、月も出ていて星空が広がる。三脚は持ってこなかったので撮影しない。
登り始めて10分でS氏がキツそうだ。S氏も寝られなかったようだしね。
02:24に富士山ホテルに到着。当然ながら休憩していく。S氏は毎回座り込んで大休憩だ。
御来光館を過ぎると小屋が無くなるので、登山道脇で休憩。
あまり気温は低くないが、風が強いのが嫌だな。
04:08に九合目の鳥居を通過。日の出まであと1時間だ。山頂到達は微妙か?
振り返ると登山者のヘッドランプが大量だ。
それまでも登山道は渋滞していたが、山頂に近くなると、とてつもない大渋滞だ。
うっすらと明るくなってきた、明るくなってくると焦る登山者が増えてくる。
山頂直下まで来ると誘導する人が拡声器で「登山道で立ち止まらないでくださ〜い!ゆっくりの
人は左側、急ぐ人は右側を歩いてください」と案内している。
04:56に山頂直下の鳥居を通過!
そして04:58に吉田口登山道山頂に到着。間に合った!
周辺は大混雑なので、右のほうに進んで空いている場所を確保。一脚を出してカメラを構える。
S氏は疲労困憊ながらもビデオカメラで撮影の準備だ。
とりあえず天気が良くてご来光は見られそうだな。
予定時刻を3分過ぎ、05:08に太陽が顔を出し始めると、周りから「おぉ〜〜」と歓声が。
しまった、望遠も持ってくれば良かったなぁ。
陽が昇ってからもしばらくは幻想的な色彩の絶景が楽しめた。
撮り終わってから小屋の近くのベンチに移動して休憩。S氏はヘロヘロだしね。
強風で寒いので暖かい缶コーヒーでも買おうかと思ったが、小屋は大行列なので諦めた。
少し小屋が空いてきたので、二人で小屋に入って豚汁を食う。暖かくてまいう〜!

剣が峰をどうするかS氏に聞いたが、やはり体力的に無理との事なので下山する事にした。
ま、俺は去年登ってるし別に構わない。去年と違ってご来光も見られたし。
相変わらず山頂の標石付近は大混雑だな。
6時ジャストに下山開始。下山道はザレザレの斜面だ。
ゆっくり目で下り始めたら、ヘロヘロのハズのS氏が下山で飛ばしまくる!おいおい・・・(笑)
俺が「このペースで大丈夫ならいいですが、飛ばしすぎですよ!もっとゆっくり下ったほうが」と
アドバイスするが、減速する気は無いようで、飛ばしまくる。うーん・・・
それにしても風が強すぎ! 下山道は砂漠の砂嵐のような状況になる。
レインウェアのフードを被り、砂が入らないように絞る。
もちろん帽子、サングラス、日焼け止めもね。
そこそこ下って、高度計を見て「1/3くらい下りましたね。あと標高差900mくらいです」とS氏に
伝えて少し経ってから、急にペースダウン。
だから飛ばさないほうが良いって言ったのに、懲りない人ですなぁ(^^;)
さらにS氏はサングラスもかけない、日焼け止めも塗らない、レインウェアのフードを収納して
顔を丸出しにして歩いてる。止めたほうが良いと言っても「大丈夫です」だ。うーむ・・・
下には雲海が広がっている。
七合目の公衆トイレで大休憩をしてまた出発。S氏は相変わらずヘロヘロだが、時々急に飛ばす
から謎なのだ。
そして、やっとの事で08:53に五合目に到着!
もう体中砂だらけ!俺のカメラも砂だらけ!
S氏は顔を丸出しだったのでさらにひどい。近くの外国人からも心配されて声をかけられた。
とりあえず休憩してからトイレで顔を洗う。
五合目にあるコインシャワーを使おうとしたが、1回1,000円もするのでヤメて、S氏に「近くの温
泉にでも行きませんか?」と提案したが「いや
私はいいです。vujさんが行くなら私は外で
待ってます」というので家まで我慢する事に。
山頂は強風で小屋の弁当を食えなかったので、談合坂SAで弁当を食う。
S氏も弁当を持っているのに、食わずに何故かたこ焼を食っている(笑)
家の近くまで車で送ってもらい、13時に家に到着。
ちかれたび〜

かなりゆっくり登ったので、今回は高山病にならずに済んだ。S氏のおかげだ。
しかしS氏は謎というか、わからん人だなぁ。
とにかく強風で砂だらけになって大変だった。目も耳も鼻の中も砂だらけ。
防塵だから大丈夫だぜ!と思っていたカメラのK-5だが、たしかに本体は防塵だが、レンズは防塵
ではなくて簡易防滴なだけだった!
フォーカスもズームも回すとジャリジャリだ。
これはもうダメかもわからんね・・・(;_;)


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